「引っ越し先ですぐにネットが使えなかった・・・」
引っ越した後に真っ先に必要なものって、電気・水道・ガス、そしてインターネットですよね。
今ではネット無料の物件が増え、引っ越し後にすぐにインターネットが使える物件も多いです。
しかしすぐに使えると思いきや、実は色々な申請が必要で、ある程度の日数がかかったり、
ネット回線がまだ通ってなくて回線工事が必要だったりするパターンがあり、
すぐにインターネットが使えないこともたまにあります。
家でネットが使えないと、PS4やNintendoSwitchなどのオンラインゲームができませんし、GoogleHomeやAlexaEchoも繋がりません。
パソコンもネットが見れないと不便ですよね。
そんなネットが使えない時の暫定対処法を3つお届けしますので、あなたに合った対処法を試してみてください!
目次
引っ越し先ですぐにネットが使えない時の暫定対処法3選【代替案】
引っ越し先でまだインターネットが使えないときに、なんとか凌ぐ方法を3つ挙げてみました。
- 手持ちのスマホでテザリングする
- ポケットWifiを短期間だけレンタルする
- 格安SIMを短期間だけ契約する
あくまで、本番のネット環境が整うまでの暫定対処法ですが、何もやらないよりはマシですので、ぜひこれらを試して凌いでください。
手持ちのスマホでテザリングする
まずは手持ちのスマホでテザリングするのが最も簡単な方法です。
ただしこの方法は、大量にデータ容量を使用した場合はコストも一番かかります。
テザリングであれば追加機器が一切不要で、スマホからテザリングの設定をするだけで家中のパソコンやタブレット・ゲーム機・家電などが何でもインターネットに繋がります。
■テザリングとは?
テザリングとは、スマホを親機にして他の通信機器(パソコンやネットに繋がる機器)をネットにつなぐようにする仕組みのことです。
docomoの以下のページに詳しく載っていますので、テザリングについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ただし、au、softbankではテザリングオプションを申し込んでいないとテザリングすることができません。
もしau、softbankでテザリングオプションを申し込んでいない場合は、申し込み手続きが必要になりますので申し込みましょう。(docomoは申し込み不要で使えます。)
手続き自体は簡単で、ショップに行って申し込めばすぐ終わります。ネットや電話でも申し込み可能ですが、あまり詳しくない方はショップへ出向いた方が確実です。
テザリングのデメリット
テザリングのデメリットは、使いすぎるとコストが高くつくということです。
例えばdocomoの場合、月々のデータ容量を使い切った場合にデータ容量を追加することができるのですが、
その価格は1GBあたり1,100円(税込)です。
ほとんどデータ容量を使わない場合はテザリングが最善の方法ですが、
AmazonのFire TV Stickで動画を観たりするならデータ量は膨大になりますので、すぐに容量がなくなります。
このデータ容量を追加する際の料金の高さがテザリングのデメリットです。
大量のデータを使う方は、次の方法のほうが良さそうです。
ポケットWifiを短期間だけレンタルする
次の方法は、ポケットWifiをレンタルするというものです。
基本的にはレンタルWifiは1年とか2年とかの縛りがあるものが多いですので、
それではなくて、1ヶ月とか短期間のみレンタルできるWifiを選びます。
以下の「価格コム」のページから、1週間~1か月間の短期間レンタルできるポケットWifiを探すことができます。
https://kakaku.com/mobile_data/world-wifi/wifi-rental/
ポケットWifiをレンタルするデメリット
短期間のレンタルWifiは料金が高めです。
1年契約とか、普通に契約した場合のレンタルWifiは1ヶ月3千円台~4千円台の価格帯が多いのですが、
短期レンタルの場合は、1ヶ月5,000~6,000円ほどが相場です。
ただ、前述のテザリングよりはコストが低いですので、大量にデータを使う方はレンタルWifiが最善の選択だと言えます。
ちなみに、上記の価格コムで料金比較すると、料金が異様に安い業者が出てくることがありますが、よく条件を見てください。
実は「月5GBまで」とかの制限があったりしますので、「無制限」と書いてある業者を選びましょう。
UQ WiMAXなら15日間無料レンタルできるので、それを利用するのもアリ!
もしネットの不通期間が数日~10日以内であれば、「UQ WiMAX」の無料レンタルを利用するのも手です。
https://www.uqwimax.jp/wimax/beginner/trywimax/
UQ WiMAXは15日間無料でレンタルできますので、期間内に返却すれば1円も費用がかかりません。
ただ実際は、発送~返却到着日までの15日間なので、輸送期間を除けば使えるのは実質10日前後であることに注意が必要です。
では次が最後の方法です。
格安SIMを短期間だけ契約する
最後の選択肢として、格安SIMを1ヶ月とかの短期間だけ契約するという方法です。
格安SIMを契約して、
- スマホにSIMを入れてテザリングで利用する
- 中古で格安のポケットWifiルーターを購入してSIMを入れる
のどちらかで利用します。
最初に紹介した方法のテザリングとほぼ同じなのですが、格安SIMを使うことでコストが段違いに安上がりです。
格安SIMの料金体系は業者によって異なりますが、
例えばOCN モバイル ONEの場合、10GBのデータ通信専用プランだと月額1,480円(税込1,628円)です。
docomoの場合、データ容量を10GB追加しようと思ったら1.1万円かかるのに対し、格安SIMならおよそ5分の1の費用で済みます。
もちろん、格安SIMを新たに契約するわけですから、新規手数料とか中古のルーターを購入する費用とかがかかりますが、それでもこちらの方法のほうが安いです。
中古のポケットWifiルーターはAmazonで1,000円ほどで売ってる物で十分ですし、ポケットWifiルーターじゃなくお手持ちのスマホに入れてテザリングしても大丈夫ですよ。
OCN モバイル ONEの場合、初期手数料3,000円(税込3,300円)+SIMカード手配料394円(税込433円)かかりますが、
初期手数料の3,300円はAmazonなどに売っているエントリーパッケージを購入すると無料になります。(エントリーパッケージはAmazonだと大体300円前後です。)
つまり、OCN モバイル ONEなら
初回:
- エントリーパッケージ300円程度
- SIMカード手配料433円
- ルーター1,000円程度
月額:
- 1,628円(10GBプランの場合)
です。
データ通信専用プランは、1ヶ月で解約しても解約手数料や違約金などは一切ないので心配ありませんよ。
格安SIMを短期間だけ契約するデメリット
格安SIMを短期間だけ契約するデメリットですが、単純に面倒くさいです。
普通にdocomoなどでテザリングする場合、追加で何も必要ないので手軽です。データ容量を追加する場合の料金が高いだけですね。
レンタルWifiの場合は、申し込みさえすれば後は届いたルーターの電源を入れるだけです。これも簡単ですね。
格安SIMの場合は、自分のスマホで使うならいくつかの設定をする必要がありますし、ルーターを使うなら中古のお手頃なルーターを自分で選んで買わないといけません。
なので、少々面倒くさいという点がデメリットです。
そういった意味だと、レンタルWifiの無制限プランをレンタルするという選択肢が、一番良いように個人的には感じます。
ただ、人それぞれ用途次第なので、自分に合った選択肢を見つけてみてください。
まとめ
今回は、引っ越し先ですぐにネットが使えない時の暫定対処法3選について紹介しました。
- 手持ちのスマホでテザリングする
- ポケットWifiを短期間だけレンタルする
- 格安SIMを短期間だけ契約する
データ容量を全然使わないのであれば、テザリングが最も手軽な方法です。
ただ、オンラインゲームをしたり動画を見たりしてデータ容量をたくさん使うという方は、レンタルWifiの無制限プランが良いですね。
その中間で、月の使用量が10GB前後くらいであれば、格安SIMを契約するという方法もアリですよ。
この記事を読んだあなたにぴったりの方法が見つかることを祈っています!