年末が近づくと、年賀状を手作りする人も多いんじゃないでしょうか。
自宅で年賀状を印刷するにはプリンターは欠かせないですよね。
プリンターの値段もピンキリで、安いものだと1万円以下で買えるものも多いです。
実は格安のプリンターには、落とし穴が潜んでいる場合があります。
それは、インク代が高めに設定されている場合があるというものです。
インク代が高いと、その分だけランニングコスト(維持費)が高くなってしまいますので、
プリンター本体が安くても結局インク代が高くて、長く使っていると全然お得じゃなかった!
なんてことになりかねませんので、プリンターを買う際は
インク代がいくらなのか?
を必ず確認した上で購入を検討してください。
目次
1万円以下の格安プリンターを買うことのメリットデメリットについて
プリンターは普通、数万円ほどする商品なのですが、各メーカーは必ずと言っていいほど格安のプリンターも販売しています。
格安といえども、年賀状や写真は十分キレイに印刷できますし、たくさんの機能を持っているものが多いです。
例えば我が家にあるこのCanonプリンター、
コピーができるフラットベッドスキャナーが搭載されていますし(複合機といいます)、wifiで無線印刷もできます。
しかし私がセール中の家電量販店で購入したときの値段はたったの8,980円という格安ぶりでした。
格安プリンターのメリット
格安プリンターは値段が安いので、初期投資が安くすむ点が格安プリンターを買うメリットです。
基本的にインクもセットになっていますので、1万円以下の価格でプリンター本体とインクがセットで手に入るわけですね。
最初にお金をかけたくない人には格安プリンターは最適です。
格安プリンターのデメリット
格安プリンターのデメリットは、インク代が高い場合が多いという点です。
他にもいくつかデメリットはあるのですが、インク代の高さが最大のデメリットです。
我が家のプリンターのインク代は、Canon純正品のものだとカラー・黒それぞれ両方セットでなんと
5,698円です。(12/19日現在・キヤノンオンラインショップ)
びっくりしません?5,000円超えですよ?ちなみに、Amazonやビックカメラやその他のお店でも同じくらいの価格です。
そう思いますよね?
実際に年賀状を印刷してみると、
80~90枚くらいでカラーインクが無くなります。
つまり年賀状1枚あたりのインク代は約35円ほどです。
このコストなら、格安のプリント業者に任せるのとあまり変わらないんじゃないかなと思います。(言いすぎかな?)
なので、格安プリンターは初期投資は安く済みますが、使い続けるとインスタント代が高くつくので、コスパはあまりよくありません。
これが最大のデメリットです。
他にも、
- 印刷音がうるさい
- 印刷スピードが遅い
というデメリットもあります。
印刷していると、
ガチャン!・・・ピー・・・(準備音)
ガッガッガッガッガッガッ・・・(印刷音)
ピーガチャン!ピーガチャン!(!?)
って機械音がかなりデカいです。
印刷スピードも、年賀状1枚あたり30秒くらいかかります。(片面)
年賀状50枚を両面印刷しようとすると、1時間近くかかることになりますね。
格安プリンターは、本体の値段は安いけどこれらのデメリットもありますので、購入する際は絶対に
インク代がいくらで、何枚印刷できるのか?
を確認してコストを計算してくださいね。
その上で、何年くらい使うか?を考えてみて、もし5年くらい使うのなら、本体は高くてもインク代の安い上位機を買った方が長い目で見るとお得かもしれませんよ。
まとめ
各メーカが販売している1万円以下の格安プリンター(複合機)は、機能的な面では価格以上の価値があり超お得です。
しかし、インク代が高めに設定されている場合が多いので、長い目で見るとランニングコストが高くついてしまう可能性があります。
初期投資を安く抑えたい方には最適ですが、数年以上継続して使う方は、まずインク代を調べてコストを計算したうえで購入を検討することをおすすめします!