サラリーマンやってると、ありがたいことに海外出張する機会を頂けます。(ありがたいか?
そんな海外出張の必需品はモバイルバッテリーですよね。
海外で電池が切れて連絡手段が絶たれたらゲームオーバーですからね。
そんなモバイルバッテリー、飛行機に乗るときにスーツケースに入れて預けようとしますよね?
実はそれ、ダメなんです。
今回は私の悲惨な話を共有しますので、これを反面教師にして、みなさんは
絶対に預け入れせずに機内持ち込みにしてくださいね。
目次
モバイルバッテリーは預け入れNGで機内持ち込みOK
モバイルバッテリーが預け入れNGの理由は、モバイルバッテリーのような電池類は発火の危険があるからなんだそうです。
政府のページに詳しく記載されています。
安全な空の旅のためにお出かけ前にご確認を。 飛行機に持ち込めないもの。 | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
上記リンク先によると、電子機器の予備の電池やモバイルバッテリーは預け手荷物にできないため、機内持ち込み手荷物とするように記載がありますね。
モバイルバッテリー預け入れの悲惨な体験談
中国出張したときの話です。
往路も復路もANA便です。
往路のとき、私は何も気にせずモバイルバッテリーをスーツケースに入れたまま、カウンターのスタッフさんに荷物を預け、飛行機に乗りました。
中国の北京に着いたら、手荷物を受け取るためにベルトコンベアへ。しばらくすると、私の荷物が流れて無事受け取りを完了しました。
うん、普通ですね。
そうなんです。往路は何も問題なかったんです。
復路で問題が発生しました。
北京の空港で同じように荷物を預け、飛行機に乗りました。もちろん、モバイルバッテリーは預けたスーツケースの中です。
そして日本に到着。
すると、飛行機から降りたすぐ先の通路で、CAさんが何やら名前を呼んでいます。
「山田太郎さま~!」
「川田花子さま~!」
「まる太さま(私)~!」
話を聞くと、私のスーツケースが届いておらず、今も北京にあるとのこと。
は?北京?え?なんで?え?なんで届いてないの?
ちょっと何言ってるかわかんないです。
CAさんの話によると、「スーツケースに危険物があるため、積載しなかったらしい」とのこと。
らしいって何だろう。どうやらCAさんも正確な情報を掴んでおらず、現地からの情報を待っているところらしい。
はっきり言えることは、
私の荷物がまだ北京にあるということ
だけです。
さぁ困りました。なぜなら、帰宅するための新幹線のチケットがスーツケースの中にあるからです。
そして、今日は夜遅いため、東京で1泊してから次の日の始発で帰る予定だったんです。つまり、着替えもスーツケースの中。
CAさんが、「ここに該当する危険物は入れてませんでしたか?」と一枚の紙を見せてくれました。
危険物なんて入れてないよと思いつつ見ると、そこにはモバイルバッテリーの絵が。
さて、今後ですが
- スーツケースは実家に送ってくれる(ANAの場合)
- ただし早くて1週間くらいかかる
- スーツケースの鍵は壊されて開けられる
- モバイルバッテリーは破棄されて戻ってこない
とのことです。
ちなみにこういった事例は良くあることなので、私にペナルティーは特にないそう。
とても安心したのを覚えています。
とりあえず予約した宿に向かい、着替えが無いのでその日はシャツとパンツ一丁で就寝。
次の日はJRの窓口に向かい、切符の再発行手続きを行って無事に帰路につくことができました。
そして5日後、スーツケースが実家に届きました。(意外と早かったですね)
配送料はかからず、無料です。ANAだからですかね?他の航空会社も無料なのかは分かっていません。
問題のスーツケースですが、見事に鍵が壊されていたのでもう使い物になりませんでした。鍵部分にはスーツケースが開かないようにシールで留めてありましたね。
中身は紛失はなく無事だったのがせめてもの救いです。ただし、お土産の箱はいくつか潰れていたので、ちょっぴりショック。
モバイルバッテリーはやはり入っていませんでした。事前に言われたとおり破棄されたんだと思います。Amazonで3,800円もしたのに・・・
なぜ往路は見過ごされたのかは謎です。
というか、アナウンスで呼び出してくれてもいいんじゃない?と思ったあなた、
私も思いましたので、CAさんに聞いてみました。
「北京で必ずアナウンスするルールになっているかどうかは分かりませんが、仮にアナウンスしたとしても、中国語だと思います」
とのこと、
どっちみちダメじゃん!
私日本語しか聞き取れないYo!