ダミー文章入れたいときに役に立つのがLorem Ipsumですよね。
Wordで適当な行に”=lorem()”と入力して、(””は不要です)
エンターキーを押すとこのようなアルファベットの意味のないテキストが出力されます。
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Aenean nec lorem. In porttitor. Donec laoreet nonummy augue.
Suspendisse dui purus, scelerisque at, vulputate vitae, pretium mattis, nunc. Mauris eget neque at sem venenatis eleifend. Ut nonummy.
適当なテキスト欲しいなーって時に自分でテキスト見つけてきてコピペするの面倒なので地味に重宝している機能です。
このコマンドなんですが、ある日使おうとしたら何故かエンターキー押してもダミー文章が出力されない状態になってしまったので、その原因と解決方法を共有します。
私のような人が他にもいると思いますので、参考になれば幸いです。
目次
=lorem()はオートコレクトが有効じゃないと使えない
結論はこれでした。
“=lorem()”はオートコレクトが有効じゃないと使えない仕様のようです。
オートコレクトって便利な反面、修正されたくないものも勝手に修正されてイラッとしたことありません?
私はそのイラっとした経験からオートコレクトを無効にしました。そのせいで使えなくなってしまったんですねー。
オートコレクトを有効にすれば再び使えるようになりました。
Word2016の場合は、メニューの「ファイル」から「オプション」を選択し、
以下ダイアログの「文書校正」にある「オートコレクトのオプション」を開きます。
「入力中に自動修正する」のチェックが外れていると思いますので、チェックをオンにします。
これで=lorem()が使えるようになりました!めでたしめでたし。
補足:日本語のダミーテキストを出したい場合は =rand() を使おう
日本語を出したい場合は =rand() で日本語のダミー文章が出力されます。
こんな感じですね。
また、昔のWord2003のころの文章も=rand.old()で出せます。
結構内容が違いますね。
=rand.old()は同じ内容がずらずらと並べられているだけなので、普通の文書が欲しい人は=rand()を使うと良いでしょう。
フォントの字体を比較したいとか、そういう用途で使いたい場合は=rand.old()が役に立つと思います。
あとパワーポイントでも使うことができます。
※Wordとは出力される文章が異なります。またPowerPointの場合は=lorem()と=rand()は使えますが、=rand.old()は対応していないようです。
上手く使って時短しましょう!