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エンジニアに将来性はある!スキルを磨いて自分の価値を高めよう

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みなさまこんにちは。

私はかれこれ12年間、IT企業でソフトウェアエンジニアとして生きています。

いきなりですが、みなさんはエンジニアという職業に未来はあると思いますか?

現在エンジニアとして働いている方、これからエンジニアになろうとしている方にはとても気になるテーマですよね。

Google Trendsでも、「エンジニア 将来性」で調べると常に一定数の検索がありますので、気になっている人は多いようです。

GoogleTrendsのキャプチャ

これからの時代がどうなっていくのかを考察するとともに、エンジニアの未来について私の考えをお伝えしたいと思います。

目次

エンジニアに未来はあるか?

結論としては、エンジニアという職業に未来はあると考えます。それどころか、今後さらに価値が高まる職業です。

理由は、

・市場の成長が著しい

・人材が不足している

・世界の上位企業はIT系

からです。

市場の成長が著しい

IT分野の技術は恐ろしいスピードで日々進化しています。IoT、AI、AR/VR、高速通信5G・・・

これらの技術を利用した新しい市場規模がますます大きくなるため、エンジニアの需要も比例して高くなります。

例えば、農業であれば無人耕作ロボット、交通であれば自動運転、医療であればリアルタイム遠隔手術といった分野ですね。

政府が掲げるSociety5.0にはこれらIT技術はなくてはならないものです。

Society 5.0 – 科学技術政策 – 内閣府

2020年には5Gの本格運用も予定されていますね。ますます市場は膨れ上がっていくと思われます。

人材が不足している

市場が成長しているにも関わらず、IT技術者の人材は不足しています。

「IT人材白書2019」概要版

これはつまり、エンジニアとしてスキルを磨けば、おのずと市場価値が上がるということです。

上位企業はIT関連

去年2018年の世界時価総額ランキングを見ると、

アップル、アマゾン、アルファベット(Google)、マイクロソフト、フェイスブックなど、上位企業は、ほぼIT企業で占められています。

世界時価総額ランキング2018 ― World Stock Market Capitalization Ranking 2018

それほどまでに、IT分野の成長は著しいのです。

どんな人材が求められる?

エンジニアの需要は大きいということがご理解頂けたかと思いますが、では実際どんなエンジニアが求められるのでしょうか?

最初に述べておきますと、残念ながらすべてのエンジニアが活躍できるというわけではありません

常にアンテナを張り、新しい技術や新しいサービスについての学びに貪欲な姿勢が必要です。

先ほども述べましたが、IT技術はものすごいスピードで進化しています。それについていけないエンジニアは残念ながら淘汰されてしまうでしょう。

また、単純なコーディングしかできないプログラマーも、AIによる自動化で淘汰されていくと予想されます。コーディング一本で生きていくのも難しいでしょう。

活躍できるエンジニア

それでは、活躍できるエンジニアはどのようなエンジニアかをみていきましょう。

Webエンジニア

Webエンジニアの需要は今後ますます増えていくと考えます。5Gによる通信インフラの拡充により、Webでできることが爆発的に増えるからです。

WebサイトやWebアプリケーションの企画・設計をはじめ、各種クラウドサービスとの連携などを得意とすれば、各方面からのニーズは高いでしょう。

ネットワークエンジニア・セキュリティーエンジニア

5Gにより、今後のIoT社会はますます加速していくと考えます。その際に必要となるのが、ネットワーク技術と、セキュリティー技術です。ローカル5Gの構築・メンテナンスや、通信内容・採取したビッグデータのセキュリティー確保などは重要なキーワードです。

クラウド技術者

クラウドサービスには、MicrosoftのAzure、GoogleのGoogle Cloud、amazonのAWSなどが代表的ですが、これらのクラウドサービスを上手く使いこなせるエンジニアの数はあまり多くありません。

クラウドサービスの利用は年々増え続けていますので、クラウドサービスに精通しているエンジニアは価値が高いでしょう。

AI技術者・データサイエンティスト

AIが普及してきていますが、AIを扱える技術者の数が追いついていません。機械学習アルゴリズムの構築・システム設計、そしてAI学習の前処理に必要なデータ分析やデータ加工・得られたデータの分析や予測モデル化ができるスキルは現在非常にニーズが高いです。

新しい価値の創造(繋げる・生み出す)

色々な技術やサービスを組み合わせて、新しい価値を生み出せる技術者は間違いなくどこに行っても通用します。

市場のニーズ・ウオンツを分析し、シーズから困りごとを解決するサービスを生み出せるスキルです。

料理で例えると、レシピを考える人がこれに近いですね。色々な食材を、色々な調理法を用いて、ひとつの料理にしますよね。

ITの世界でも同じようなもので、

「世の中にはこのような課題があって、解決を望んでいる人が大勢いる。こういった技術やサービスが世の中にあるので、こうこう組み合わせたらこの課題を解決できるサービスができるのではなかろうか?」

と、企画・マーケティングにも関係するスキルですね。高度なアンテナと、課題解決力が必要です。

他にも、以下のようなトレンドを抑えておくと強みに繋がります。

・ドローン
・AR/VR
・シェアリングエコノミー
・RPA
・Fintech
・センシングテクノロジー
・VUI(スマートスピーカー)

どうやってスキルを磨くか?

スキルを磨く方法は、毎日少しずつ勉強することが一番です。

なぜなら、IT技術は日々進化しています。日々の進化についていくには、やはり我々も日々勉強するクセをつけるしかありません。

なお、私は一気に勉強しようとしていったん挫折しました。情報を詰め込みすぎると脳がパンクして拒否反応を起こしてしまったようです。毎日少しずつ無理なく勉強したほうが覚えも早いですし、復習もしやすいです。

まさに継続は力なりですね。

オンライン学習

私のお勧めはオンライン学習です。

色々ありますが、手頃なのはUdemyです。

世界最大級のオンライン学習サイトUdemy

結構なボリュームの教材が豊富に揃っていて、かつダウンロードすればオフラインで視聴できるので、通勤時間なんかの隙間時間を利用すると無理なく勉強できると思います。

ただ、手を動かした方が理解が早いですので、私の場合はサラッと流せる部分は通勤時間に視聴して、深く知りたい部分は帰宅後に復習するといった方法をとっています。

値段は定価だとそれなりに高いですが、かなりの頻度でキャンペーンをやっていて、モノにも依りますが安いときだと1,000~2,000円くらいで購入できる場合がありますので、ぜひキャンペーンを狙ってください。

まとめ

エンジニアの需要は今後ますます高まりますので、毎日少しずつ勉強して、自分の市場価値を高めましょう。

なお、2020年からは小学校でプログラミングの必修化が始まります。お子さんのいる家庭であれば、お子さんと一緒に学んでいくと自分のモチベーションアップにも繋がるのではないでしょうか。

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