AWS(Amazon Web Services)を解約してみました。
私のAWSアカウントが12ヶ月経ち、無料期間が終了したので、”うっかり課金”を防止するためにAWSを解約しました。(アカウント削除)
その備忘録として、この記事ではAWSの解約方法(アカウント削除手順)について記載します!
目次
AWSを解約(アカウント削除)する流れと注意点
AWSの解約手順は以下の通りです。
■事前準備
- 利用しているリソースをすべて削除する
■解約方法
- ルートユーザーでログインする(IAMユーザーじゃダメ)
- アカウント設定(マイアカウント)画面に行く
- アカウント設定をスクロールして一番下の解約画面に行く
- チェックボックスにチェックを入れて、解約ボタンを押す
- 確認メッセージが表示されるので、応じる
事前準備として、使用しているリソースはすべて削除しておきましょう。
AWS解約後は90日後に全リソースが自動で削除されますが、もし課金されるリソースが残ったままAWSを解約してしまうと、90日間は課金され続けてしまう恐れがあります。
そのような事態に陥らないよう、事前に必ず全てのリソースを削除するのを忘れないでください。
では解約の手順に移ります。
ルートユーザーでログインする(IAMユーザーじゃダメ)
AWSアカウントを解約できるのはルートユーザーだけなので、まずはルートユーザーでログインします。
たとえAdmin権限を持っているとしてもIAMユーザーじゃダメなので、必ずルートユーザーでログインしてください。
アカウント設定(マイアカウント)画面に行く
ルートユーザーでログインしたら、マイアカウントからアカウント設定に行きます。
行き方は、下の図の通りアカウント名をクリック⇒「マイアカウント」をクリックします。
アカウント設定をスクロールして一番下の解約画面に行く
アカウント設定画面をスクロールして一番下まで行くと、解約画面が現れます。
チェックボックスにチェックを入れて、解約ボタンを押す
書かれている事項を読み、解約しても問題なければチェックを入れて、「アカウントの解約」ボタンをクリックします。
確認メッセージが表示されるので、応じる
先ほどの「アカウントの解約」ボタンを押すと、確認メッセージが表示されます。
ここで「アカウントの解約」をクリックすると、アカウントが削除されます。
以下のように「アカウントは解約されました」と表示されれば解約完了です。
本当に正しく解約されたかどうか確認する
念のため、本当に解約されたかを確かめておきます。
- 解約された旨のメールが届いたか確認する
- 念のため、再度ログインしてみてログインに失敗することを確認しておく
解約された旨のメールが届いたか確認する
こんなメールが届いていればOKです。正しく解約できています。
念のため、再度ログインしてみてログインに失敗することを確認しておく
最後に、アカウントにログインできなくなっていることを確認します。
まずは画面を更新するか、Lambdaなどの適当なサービスに移動してみましょう。すると、以下のメッセージが表示されるはずです。
それではログアウトして、再度ログインしてみましょう。
同じメールアドレス・パスワードでログインを試してみて、以下のメッセージが表示されてログインできなければ、アカウントは正しく解約できています。
以上です。
なお、もし再度AWSを新たに利用したい場合は、この解約したアカウントのメールアドレスでは再登録できないので、別のメールアドレスで登録してくださいね!