OCN モバイル ONEで速度制限がかかった場合にYouTubeが見れるのかどうか気になりますよね。
そこで今回は実際に速度制限の状態でYouTubeが見れるのかどうか検証してみました。
そして、節約モード(通信容量を消費しないモード)ではどうなのか?も併せて検証しました。
目次
OCNモバイルONEは速度制限がかかってもYouTubeが見れるのか検証した結果
結論から言いますと、最低画質(144p)であれば、視聴可能です。
OCNモバイルONEで速度制限がかかったら何kbpsになるのか?
OCNモバイルONEの場合は、速度制限がかかると200kbpsに制限されます。(節約モードでも同じく200kbpsです。)
この200kbpsというのは、Youtubeの最低画質(144p)を視聴するのにギリギリのラインです。
もちろん観る動画の種類によって必要な通信速度は変動するのですが、144pの動画を視聴するには、概ね180kbpsくらいが必要になってきます。
※動きのない動画や、アニメなどの色がベタ塗りの部分が多い動画は圧縮されやすいので必要な通信速度も低くなります。逆に動きが多いテレビ番組などは圧縮されにくいので必要な通信速度が高くなります。
なお、一つ上の240pの画質だと、概ね300kbps必要になりますので、240pで視聴するのは無理ですね。
OCNモバイルONEで速度制限の状態だと実際に何kbps出るのか?
これが実際の速度です。比較的数値が安定している10時台に検証しました。
速度制限状態になっています。
実際の数値です。
なんと、270kbps出ています。これなら、144pの動画は途中で読み込みで切れることなく安定して再生できるレベルですね。
しかしたまたまかもしれないので、もう1回やってみます。次は節約モードにしてみましょう。
節約モードでも同じく200kbps出るはずです。
若干下がっていますが、今回も200kbpsよりも高い240kbps出ていることが確認できました。
ちなみに、最初のあたりでピョンっと一瞬だけ速度が出ていますが、これは「バースト転送機能」といって、最初だけ高速通信してくれる仕組みです。この仕組みによって、通信容量の小さいメールやLINEなんかは体感的には普段通りの速度で通信できるようになる嬉しい機能です。
Webサイトを見る場合は、さすがに楽天市場とか画像がいっぱいあるようなサイトにはあまり効果ないですが、テキストばかりのニュースサイトなんかはこのバーストによって速く表示されるようになりますよ。
さて、では最も通信速度が遅くなる昼の時間(12:00~13:00)はどうか、検証しました。
やはり、昼の時間は200kbps出ませんでした。160kbpsということは、圧縮率の高い動画であれば途中で止まらずに見れそうですが、圧縮率の低い動画が見れるかは若干怪しいですね。
実際にYoutubeを見てみると、やはりちゃんと見れた
実際に10時台に144pの画質でいくつかの動画を再生してみましたが、どれも途中で止まらずに再生することができました。
ただし、広告が入った場合に少しだけ止まります。広告の分の動画の読み込みが追い付いてないからだと思いますが、数秒なので我慢できるレベルだと思います。広告が無い動画であれば最初から最後まで止まることなく再生できました。
まとめ
今回は、OCNモバイルONEで速度制限にかかった場合、Youtubeが見れるのかどうか検証しました。
実測値では144pの動画が止まらず見れる180kbpsのラインを大きく上回る数値が出たので、144p画質であれば問題なく見ることができるという結論に達しました。
しかし、12:00~13:00の時間帯だけは難しいかもしれませんので、もし速度制限の状態でYoutubeを見る場合は、12:00~13:00の時間帯を避けたほうが良いかもしれませんね。